米国公認会計士(USCPA)の試験の勉強に関して重要となるのが、問題集の問題をたくさん解くことになるのですが、今回は僕の問題の正答率の推移を公表したいと思います。まずは、僕が最初に受験したFARについてです。

FARの正答率推移

僕が受験時代に使用していたのはBISKという問題集になります。BISKに関して、FARは合計6回、最初から最後まで問題を解いています。各チャプターを解き終わると同時に正答率を記録して、エクセルにて管理しておき、回数を重ねるごとに正答率が上がっていくことを励みに勉強を頑張りました。むしろ、当時は最初から最後まで問題を解いた段階(1周する、と当時は表現していました)で、その周の正答率を速報としてブログにあげていました。当時はアメブロを使用していて、色んな人に応援されたことを思い出します。ちなみに僕が使用した問題集はこちらでした。

では、以下に正答率の推移を記載していきます。

正答率推移

  • US GAAP Concepts & Framework*
    76% ⇒ 87% ⇒ 87% ⇒ 100% ⇒ 100%
  • Cash, Receivables & Investments
    68% ⇒ 78% ⇒ 78% ⇒ 83% ⇒ 95% ⇒ 95%
  • Inventory
    87% ⇒ 89% ⇒ 93% ⇒ 95% ⇒ 98% ⇒ 98%
  • Property, Plant & Equipment
    84% ⇒ 80% ⇒ 82% ⇒ 92% ⇒ 96% ⇒ 100%
  • Intangibles, R&D, Software & Other assets
    58% ⇒ 66% ⇒ 76% ⇒ 91% ⇒ 91% ⇒ 98%
  • Bonds
    75% ⇒ 71% ⇒ 88% ⇒ 84% ⇒ 88% ⇒ 100%
  • Liabilities
    52% ⇒ 73% ⇒ 83% ⇒ 91% ⇒ 94% ⇒ 100%
  • Leases & Postemployment Benefits
    74% ⇒ 84% ⇒ 87% ⇒ 93% ⇒ 97% ⇒ 100%
  • Owners’ Equity
    74% ⇒ 85% ⇒ 87% ⇒ 92% ⇒ 96% ⇒ 100%
  • Revenue & Expense Recognition
    61% ⇒ 76% ⇒ 86% ⇒ 94% ⇒ 92% ⇒ 98%
  • Reporting the Results of Operations
    77% ⇒ 89% ⇒ 87% ⇒ 95% ⇒ 98% ⇒ 100%
  • Reporting: Special Areas
    73% ⇒ 75% ⇒ 78% ⇒ 89% ⇒ 92% ⇒ 100%
  • Accounting for Income Taxes
    73% ⇒ 83% ⇒ 79% ⇒ 87% ⇒ 98% ⇒ 100%
  • Statement of Cash Flows
    60% ⇒ 73% ⇒ 82% ⇒ 97% ⇒ 97% ⇒ 100%
  • Consolidated Financial Statements
    連結分野は講義での理解に集中しました。
  • Financial Statement Analysis
    81% ⇒ 80% ⇒ 88% ⇒ 94% ⇒ 98% ⇒ 100%
  • SEC & IFRS Reporting
    50% ⇒ 66% ⇒ 66% ⇒ 79% ⇒ 88% ⇒ 91%
  • Government Funds & Transactions
    68% ⇒ 80% ⇒ 84% ⇒ 93% ⇒ 96% ⇒ 98%
  • Governmental Financial Reporting
    44% ⇒ 57% ⇒ 64% ⇒ 87% ⇒ 92% ⇒ 96%
  • Nonprofit Accounting
    61% ⇒ 67% ⇒ 73% ⇒ 80% ⇒ 96% ⇒ 98%

※最初のUSGAAPのチャプターは、1周目に解いた正答率のデータが見つからなかったため、5回分の情報となっております。確か、正答率40%くらいだったと記憶しています。また、連結会計の分野は、専門学校の講義にて先生が「講義と講義の中の問題で十分。理解に注力したほうが良い」と言いていたのでそのようにしました。

全部で19チャプターを解くことになるのですが、最初は最初から最後まで解くのにものすごく時間がかかりますが、慣れてこれば1週間で全て解くことが出来るようになります。

注意点

注意点としては、同じ問題集を何周も解いていると、答えを覚えているので正答率が上がるのか、自分が理解しているので正答率が上がるのかが分かりにくくなります。それを解消するために、勉強の後半には他の問題集の問題も少しのぞいてみても良いかもしれません。ただ、自分が持っている問題集の問題もまだそこまで解いていない状態で、次々と問題集に手を出す必要はありません。

以上が、問題集のFARについての正答率の推移となります。何らかの参考になれば幸いです。