米国公認会計士(USCPA)の試験に関しては、問題集をどれだけ解けるかが重要となってくるのですが、今回はBECについて僕がどれくらいの正答率の推移だったのかについて書いていきたいと思います。
BECの正答率推移
BECに関しては、FARと2科目同時受験でしたので、FARと同時に勉強を進めました。FARと同様に、問題集を解き終わったら正答率をエクセルに入力し、自分の理解度を管理していました。この、正答率を控えておき自分の理解度を客観的にみるという作業は、自分の得意な分野や苦手な分野がわかるのでおすすめです。ちなみに、BECも問題集はBISKで、こちらは合計で7回最初から最後まで解きました。使用した問題集はこちらになります。
では、以下に正答率を書いていきたいと思います。
正答率推移
- Corporate Governance
78% ⇒ 67% ⇒ 90% ⇒ 95% ⇒ 98% - Economic Theory
82% ⇒ 81% ⇒ 94% ⇒ 99% ⇒ 99% - Financial Management
77% ⇒ 84% ⇒ 94% ⇒ 99% ⇒ 98% - Decision Making
91% ⇒ 93% ⇒ 98% ⇒ 99% ⇒ 100% - Cost Accounting
66% ⇒ 85% ⇒ 88% ⇒ 92% ⇒ 99% - Strategic Planning
71% ⇒ 86% ⇒ 97% ⇒ 100% ⇒ 100% - Information Tecnology
67% ⇒ 78% ⇒ 95% ⇒ 95% ⇒ 96%
このような結果になりました。5回分しか記録が残っていない理由として、最初の1周目は結果が全体的に低すぎて、記録する前に解答用の紙を全部捨ててしまい、最後の7周目は、試験直前にハワイで解いたため、記録はつけずに終わってしまいました。今思うと非常にもったいないことをしました。
BECについて
BECについては、FARと比べると範囲が少ないように感じられるかもしれません。最初から最後まで問題を解くのにもそこまで時間がかかりませんし(僕も7回も解きました)、問題集の上では一気に正答率を上げることも可能です。しかも、本番では選択問題とシミュレーションが合わせて85%の配点となっているので、問題集の出来がよいと、合格できるような気分になってしまいます。
しかし、このような状態は結構危険です。実は僕も、BECの正答率は問題集では非常に良かったので、この科目については自信がありました。実際試験を終わった段階での正答率の予想は90%くらいであり、「余裕で合格だった」とコッソリ思っていました。
いざ結果をみると、一応合格だったのですが、本当に合格点ギリギリの合格でした。FARの方がはるかに高い点数の結果だったので、USCPAは最後までわからないものだとヒヤッとしました。そのため、1つの問題集の問題をほとんど正解できるようになった後半の段階で、他の問題集を見てみるなどして、本当に自分がBECの範囲の問題をしっかりと理解してるのかを試してみるのも有効だと思います。
以上で、BECの正答率推移を終わりたいと思います。