結局、人生はアウトプットで決まる

今回紹介する本は、アウトプットに関するものになります。日ごろからこのサイトを更新しようとは思っているのですが、いかんせんまとまった時間が取れないということ、仕事に直結する内容は諸事情により書けないこと、純粋にアウトプットについての方法論が分からないこともあって、基本的に書評を書き続けながら、過去記事の編集をするのがルーティーンになっていました。このままでは良くないと思っていたところ、見事にぴったりなタイトルの本が発売されているではありませんか。

【内容】

AIにじわじわと人間が行う作業が置き換えられるこれからの時代、我々に求められるのはAIにはできないようなアウトプットを行うことになります。ただ、アウトプットと言っても、インプットした内容をそのまま吐き出すようなアウトプットには大した価値はなく、インプットした情報に自分なりの価値を盛り込んだアウトプットに価値があるとしています。そういったレベルのアウトプットに達するためには、継続した訓練と実践が必要となり、継続してアウトプットを行うためには、自分が興味のある分野、または好きな分野にすべきと著者は言います。そうすることにより、挫折をせずにアウトプットを続けることが可能だし、興味がある分野であれば関連情報を含めて自らどんどんインプットを進めることになるからです。まとめると、自分の興味ある(好きな)分野とその関連分野を継続的にウォッチしつづけ、それに関するアウトプットを続けることにより、自分なりの価値あるアウトプットを行うことが可能となり、そういったアウトプットはその後の人生まで影響を与えてくれる、というものになります。

【感想】

これまで漠然と思いつくままにアウトプットすることが多かったですが、この本に書かれている「アウトプットで重要なのはわかりやすく、できるだけ短く本質を伝えること」という観点に目からウロコでした(今更かよ!と言われてしまいそうですが)。この本を読んだ後に自分で書いた過去の記事を見てみると、タイトルから脱線した内容を長めに書いてあることも多く、また主題が最後の方で小さく書かれているような記事もありました。主題をわかりやすく簡潔に記載する、という観点から、よく読まれている記事を中心に修正することにします。これからはアウトプットに焦点を絞って追加で本を読んでみたいと思います。副業でブログでも書いてみたいという方には、アウトプットに対するイメージをつかむための本としておすすめです。

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