監査法人に生息する地雷たち
さて、前回の記事で監査法人で生き残るためには地雷を避けようという話を書いたのですが(参考:監査法人で生き残るために)、そこまで書いたならどんな地雷がいるのか書きたいという欲がむくむくとわいてきたので、今回も攻め気味な内容を書いていきたいと思います。題して「監査法人に生息する地雷。こんなやつらに気をつけろ」。ここでは個人情報保護の観点から、僕が見た、聞いたという情報をもとに少し加工した内容とさせていただきます。では、早速避けるべきやばいやつらを見ていきましょう。
タイプ1:ピッチャー
まずはじめは、「ピッチャー」タイプの地雷になります。失敗した部下に対して、紙の資料はもちろん、文房具などを投げつけて威嚇してくるやつらですね。それだけならまだしも、僕が聞いてドン引きしたのはホッチキスや監査六法を投げつけてくるバカがいると言うことです。人間の皮をかぶったオランウータンなのかもしれませんね。ちなみにこういうタイプの下で働いて、入院してから復帰した人と一緒に働いたことがありますが、本当に丁寧で良い人でした。逆にいかにも反抗しなさそうな方がこういう地雷タイプに付け込まれやすいのかもしれませんね。こういう優良な人材をすり減らすバカの犠牲になる必要はありません。
タイプ2:ワーカホリック
次はワーカホリック、長時間労働至上主義者のタイプになります。簡単にいうと部下を24時間営業のコンビニと勘違いしてるタイプの地雷ですね。資料を業務時間内に提出しているのに、深夜1時に「レビューしました。朝までに修正お願いします。」と何事もなかったように送ってきたり、金曜の夜に「月曜の朝までに資料作成をお願いします。」と仕事を振ってきます。面倒なことに、このタイプは仕事にかける時間が異常に長いので仕事がかなりできます。そのため、周囲の評価も高いことが多く、ついていけなければその人がダメという評価になりがちなことです。
最も厄介なのはワーカホリックに加えて自分が出来ることは他人も当たり前のようにできると勘違いしている厄介なタイプで、自分と同じ時間帯まで働かない人は使えないと思い込んでいます。その働く時間を使って病院に行ってほしいものです。
タイプ3:記憶喪失
こちらは業務とは直接関係ありませんが、飲みの場で圧倒的なアルコールハラスメントを披露するタイプです。飲み会の場でさんざん部下をディスり倒しておいて、次の日には自分が何をしたかすべて忘れている精神異常者ですね。簡単に例をあげると「どこに住んでるんだ」などと質問し、部下側が「◯◯です」と答えると「その年でそんなところに住むからダメなんだ!」と急に怒り出します。これの繰り返しです。インコでも新しい言葉を覚えるのに、インコ以下ですね。僕の周りにもこのタイプにつかまり、飲み会の場で散々にディスられたことをわざわざ修正した人がいます(住む場所を変えたとかそんな感じ)。そのことを後日聞いた上司は「え、おれそんなこと言ったっけ?」とかぬかしますからね。勘弁していただきたいですね。
頭を叩いてきたり、人格攻撃してきたり、酔いの場だから許されると思っているかも知れませんが普通に犯罪ですからね。被害者の優しさで人生が成り立っていることに気がつかない哀れな動物です。
まとめ
他にも様々な地雷がいると思いますが、今回はこれくらいにしておきます。こういった地雷タイプは一緒に仕事をしていると、その時間が人生の損なので、「あ、こいつやばいやつだ」と気付いたらすぐにでも証拠を集めて人事やそいつの上司に助けを求めましょう。まともに対応しても無駄なので、いち早く逃げるが吉です。法人内で「こいつは部下のマネジメントも出来ない」という評価に仕向けるために、耐えずに逃げましょう。こういうタイプ以外にも、自分が「やばい」と思うタイプに苦しめられたら、さっさと逃げましょう。日本人は耐えるのが美徳と子供のころから思いこまされているので、逃げるのはダメなんじゃないかと思うかもしれませんが、一番大事なのは自分の体です。壊れる前に逃げる。これが新しい社会の常識です。