日本の論点2019〜20
今回紹介する本は、もはや説明不要だとは思いますが、日本最高峰のコンサルタントであった、大前研一氏による「日本の論点2019~20」となります。
こちらの本は、雑誌であるプレジデントで大前氏が連載している「日本のカラクリ」をベースにして、反響が大きかったものを中心に加筆、修正してまとめたものとなっています。これまで何度か目にしたことはあったのですが、このシリーズを購入するのは今回が初めてとなります。
内容としては、2018年に問題となった時事に対して、大前氏が分析して自論を展開するものとなっています。長い間コンサルタントとしてバリバリ働いてきた大前氏による思考は参考になるものが多く、また、主張も理にかなっているものが多いため、時事問題について新しい視点を得るという点においてこの本に勝るものはないと思います。どうしてこれまで買ってこなかったのかと後悔しました。
実は、僕が初めて大前研一氏の本に出会ったのはカナダに留学していたときで、休み期間にNYに旅行に行った時にふらっと立ち寄った本屋で立ち読みしたのがキッカケです。 「こんなにも世界に通用している日本人がいるのか」と驚き、NYで日本語の本を買うと倍くらいの値段がするにも関わらず、何冊も購入してむさぼるように読み漁りました。
社会人となってUSCPAを目指し始めたときから忙しくて読む機会がなかったのですが、全然衰えてなくて安心しました。また彼の本を手に取るようにしたいと思います。