【書評】学び効率が最大化するインプット大全

今回紹介する本は、以前に紹介した本である「アウトプット大全」のインプットバージョンになります(参考:アウトプット大全の書評)。

このアウトプット大全が非常に良い内容だったので、今回も書店で見つけて即座に購入しました。各ページに描かれているイラストが割とかわいくて簡単に見えますが、非常に充実した内容です。

内容

内容としては「インプットの基本原則」からはじまり、読む、聞く、見るなど、各種インプットの方法について記載されています。また、インターネット、学ぶ、応用編も用意されています。

この本の大前提となるのは、アウトプットを意識したインプットが最も効果的であるということです。何も考えずに本をひたすら読むより、アウトプットを意識して読む本の方が何倍も吸収率が高くなるとのことです。

これはUSCPAの勉強にも当てはまると思います。僕がこのサイトで何度も書いているように、勉強に最も効果があるのはテキストを読んでいるときではなく、問題集を解いて自分で回答と解説を確認しているときでした。何度も間違うので問題集に取り組むのは面倒なのですが、間違えると悔しいので頭に入るのです。また、問題を解くときにテキストで読んだ内容を必死に思い出そうとするので、記憶の定着にも非常に役に立ちました。やはりインプットとアウトプットをバランスよく繰り返すことが合格への近道だと思います。

ちなみに、仕事や勉強の前にテンポの早い曲や好きな曲を聞いてテンションをあげることが、脳科学的に効果があると証明されているということです。ちなみに仕事中や勉強中に音楽を聴くのは、頭を使用する仕事、勉強の場合は非効率とのことです。

僕も、大学受験をしているときに、勉強開始前に「パブロフの犬」のようにある曲を聞いてから勉強するようにしていたのですが、どうやらあれは非常に効果的だったようです。皆さんも勉強前は1曲好きな曲を聞いて、ガンガン勉強しましょう。

少し話がそれてしまいましたが、この本はどのようにインプットを行えば効率的かについて網羅的に知ることができるので、自分のインプットは問題ないと思っている人でも確実に新しい発見があると思います。自分のインプットに磨きをかけたい人にはおすすめです。

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